kiwinote

キウイノート:ライターきゅーいんがむが日々あったことを綴っていくブログ。

第三話:インターネットの海で迷走した結果、ライターを目指すことにした話

*前回のあらすじ*

  • 部屋の奥からノートを引っ張り出す
  • 思いついたことをつらつら書く
  • 「表現」する仕事に就くことに決める

 

こんばんは、きゅーいんがむ(id:Qingum)です。
前回の第二話「インターネットで出会った先生に出された課題から、自分を見つめ直した話」に続き、わたしがライターを目指すことにした理由を3回に分けて物語風に書いていきます。

今回は第三話、いよいよ目指すことになった話です。よろしくお願いいたします。

 


キウイノート:第三話
「インターネットの海で迷走した結果、ライターを目指すことにした話」

 

2015年11月14日


どうしよう。ぜんっぜんわからない。

 


先生に出された5つの課題に手をつけた。過去の自分を振り返って「表現」に関する仕事を目指すことに決めた。
そして、それを踏まえて今、最後に残った課題である
課題1:世間にはどんな仕事があるか色々調べてみる(特に新しめの領域
を攻略しようとしている。しかし。


わからない。
なんてキーワードで探すんだ?そもそも、新しめってなんだ?
全く新しい仕事?レアな仕事?隙間産業?

後で先生に聞いたところ、
「この”新しめ”は、きゅーいんがむさんのこれまでの経歴を聞いた限りだと、新規参入がしやすかったり実力があればすぐにのし上がりやすい新しめの職業の方が向いてるかと思いそういう表記にした」
とのことだったけど、この時は何もわからずひたすら新しめの職を探す。

 

 

 ん?アンガーマネジメント?なんだろうこれ、こういう職業もあるのか…。協会とか、本とかがある。

こういうのかなあ。うーん、でもやっぱり違うような。

もうちょっと探してみよう。

 

・・・・・・・・

・・・・・

・・・

 

 

あー、わかんない!!!!

 

なんだろう、何がわからないんだろう?
コーネルメソッドノートに書き出してみる。

  • 何が隙間(産業)かわからない
  • 隙間に気づくほど、そもそも職業の種類を知らない
  • 職業ってそもそも、普段の生活範囲の中だけでもたくさんあるはずなのに、身近なものすら知らない
  • よし、外に出て探してみよう!!



思い立ったら即行動。煮詰まっていたわたしは気晴らしも兼ねて外に飛び出した。
そして、家から趣味のヒトカラに行くまでの道で見かけた職業、またそこから連想されるものをひたすら書き出す…「職業MAP」を作ってみた。

 

f:id:Qingum:20160621211744j:plain

 

 やってみてわかったことは、

  • 一箇所からでもかなり色々思い浮かぶ
  • 使っている道具(工事現場であれば工具とか、銀行であれば通帳とか)を掘り下げていくだけでもまたいろんな職業が出てきそう
  • 仕事には「作る」「作られたものを売る」「作りながらそれを売る」という種類がありそう

 

等々、色々あった。


けど、どうしても何を見てもしっくりこなかった。

 


新しい仕事も、珍しい仕事も。
その職に就きたいというよりは、その面白さを文章で伝えたいと思う自分がいた。


そして、気がついたらpplog(ポエムを投稿するサービス)に紹介ポエムを書いていた。

f:id:Qingum:20160621214148j:plain


結局、気がついたらわたしはインターネットに文章を書いている。
そして、これが一番しっくりくる。


うーん、どうやらわたしは、「書く」という「表現」から逃げられないみたいだ。

 


ライターなんて、全然新しめの仕事じゃない。
ライバルだって山ほどいる。

 

…それでも、もしも。

わたしという隙間にいる人間が書く文章が、レアなものとして評価されるなら。

これからもずっと、今度は仕事として、誰かに「読んだよ」と「あしあと」をつけてもらえる文章が書けるのなら。


たぶんそれが、一番自分に向いている、わたしらしい生き方なんじゃないかって思えたんだ。

 

 
わたしなんか、って尻込みしていたライターという職業をいざ目指すと決めたら
なんだか不思議と、いろんなことがストンと落ちて、しっくりくるようになって。


ずっと探していた道は、目の前にあった。
どこまでもまっすぐで、奥に何があるかは全然見えなくて。

でもその道は、ただどこまでもどこまでも、まっすぐ先に広がっていた。

 
<つづく>


***

ここまでが、わたしがライターを目指すことに決めたお話です。

このエピソードはここで一区切りですが、物語そのものは、まだまだ続きます。
ライターを目指すことにしたわたしが、これからどこに進むのか。

 

第四話は、これから、ここで。
読んで下さる皆様と一緒に、リアルタイムで紡いでいけたら良いなと思っています。



そんなわけで、長い前置きでしたが、

”学歴もお金も才能も無いけどいっぱしのライターになることを決めた一般人が、何も無いなりにどうしたらwebライターとして食べていけるかを精一杯考え、学び、得たことを綴っていくブログ”

「キウイノート」、いよいよ次回から本格的にはじまります。

改めまして、よろしくお願いいたします。